ペーパークラフトをフォトアルバムにアップしたのですが、どれがどれだか分かりにくいと思いますので、記事でまとめてみます。リンクをクリックするとそれぞれの車種のペーパークラフトのフォトアルバムに飛びます。

なおペーパークラフト自体のダウンロード・印刷方法などの解説はこちらをご覧ください→ペーパークラフトのご案内 またこのページはキャブ付きシャシーとセミトラクタのペーパークラフトのページへのリンク集となります。
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トレーラーのペーパークラフトについては大型トレーラーからダウンロードしてください。

・ニューパワー
1972年に先代のTD/TM系キャブオーバーの後継として登場し、1983年まで生産されました。
キャブは先代のものを流用していますが、フロントウィンドウが1枚窓に変更され、フロントアクスルがかなり後退した位置にあるのが特徴となります。
ニューパワーの名称は元々V型エンジンのP系エンジンの愛称として命名されたもので、2年前の1970年に先代のTD/TM系で初めて登場していますが、このシリーズにモデルチェンジして以降は車名としても使われるようになりました。
あまり使われる例は無いですが、エンジン名のニューパワーと区別する場合には型式名を取ってS○○系/V○○系などとも呼ばれます。

時代の変化からダンプ、カーゴ、トラクタ、除雪車、構内専用車などバリエーションが充実し始め、特にそれまでボンネット車しか無かった除雪車も設定されるようになりました。
他社や後継の810・ギガとは異なり、車軸配置やシャシーのみならず搭載するエンジンごとによっても型式名が大きく異なっているため、非常に多くの型式名が存在しており、複雑で判別が難しいのも特徴です。
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*前期型
登場時のモデルです。横一直線の黒基調のグリルが特徴となります。ISUZUのエンブレムがそれ以降のものとは異なる古いタイプとなっていました。また途中の1974年からはセミトラクタのみライバル車同様に嵩上げされたハイキャブが追加されました。
<除雪車・構内専用車の設定あります>
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*中期型
1975年のマイナーチェンジで登場したモデルです。大型のグリルが装備される野暮ったい顔つきとなり、通称ゴリラ顔と呼ばれます。ただし当時のカタログや広告では精悍マスクの名称となっていました。シリーズ中最も高出力のV10SSシリーズを追加しV10エンジン搭載車の拡充を図りました。ハイキャブも引き続き設定されています。
<除雪車・構内専用車の設定あります>
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*後期型
1979年のマイナーチェンジで登場したモデルです。大掛かりなマイナーチェンジが行われ、フロントデザインはそれまでの野暮ったいものから直線的でスッキリしたデザインに一新され、通称:ロボット顔とも呼ばれます。
別の車のような印象を与える斬新なデザインとなりましたが、同時期の乗用車であるフローリアン後期型同様、金型を変えずに上から新しい部品を被せる方法で行われています。他にも安全窓の標準装備やインパネの形状を含めた内装の変更なども行われていますが、ハイキャブの設定は無くなりました。

当時のカタログや広告からはニューパワーの名称が消滅し、エンジンごとにV10SSなどのシリーズ名で呼ばれたり、あるいは単にいすゞ大型トラックと呼ばれましたが(後述するCMでも同様)、本項では便宜上ニューパワー後期型と呼びます。
さらに1981年には前後2軸車やターボエンジン搭載車の追加も行われ、この時のCMには毒蝮三太夫さんを起用しました。
<除雪車・構内専用車の設定あります>

↑1981年当時のCMです。


・810
 
1983年にそれまでのニューパワーに代わる大型トラックとして11年ぶりのフルモデルチェンジで登場し、1994年まで生産されました。
ただし、厳密にはニューパワーのキャブはさらにその前のTM系キャブオーバーと共通であったことから、実質的には1967年以来16年ぶりのフルモデルチェンジとなりました。
2年後に登場の中型トラック、840フォワードと共通のキャブデザインとなっており、810という名前は開発コードにちなんでいます(840・810で兄弟関係)。 
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*810
昭和58年排ガス規制に適合し、フラッシュサーフェス化された新キャブに変更され、エンジンワンキー操作やマルチユースシートも装備されました。 ただし同世代の大型トラックが角型ヘッドライトで登場・変更されたのに対し、810は当初は丸目ヘッドライトでした。
<除雪車・構内専用車の設定あります>

*エアロⅡ
1985年の東京モーターショーに出品されたコンセプトカーで、同時期の大型トラックの810をベースとしているためここに記載します。リンク先の「いすゞ 試作車&コンセプトカー」の記事内にございます。CD値が0.33を記録していたり豪華で先進的な内装が特徴だったと思われます。

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*810スーパー
1986年にマイナーチェンジした際のモデルで、ライバルに遅れてようやく角型ヘッドライトが採用されました。 これ以降、マイナーチェンジするごとにサブネームが付くことになります。
<除雪車・構内専用車の設定あります>

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*810スーパーⅡ
1989年にマイナーチェンジした際のモデルで、平成元年排ガス規制に適合させました。 外観は810スーパーに似ていますが、グリルがより直線的な形状となり、エンブレムも変更されています。
<除雪車・構内専用車の設定あります>
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:完成見本(左が810EXになります)
*810EX
1992年にマイナーチェンジした際のモデルで、フロントデザインが大きく変更されています。 先行して採用されたエルフ・フォワードと共通の異型ヘッドライトと新デザインのグリルを採用し、そしてISUZUロゴが現行のものに変更されました。
<除雪車・構内専用車の設定あります>


・初代ギガ

1994年にそれまでの810に代わる大型トラックとして11年ぶりのフルモデルチェンジで登場し、2015年まで21年の長きに渡り生産されました。国産トラックとしては初めてバンパーライトが標準となり、丸みを帯びたデザインとなっています。
このキャブは先行して登場した中型トラックの320フォワードと共通のキャブデザインとなっています。
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*94モデル
デビュー当初のモデルです。国産大型トラックでは初となるバンパーライト標準装備が特徴でしたが、ダンプ・ミキサー用の場合はオフロードキャブと呼ばれる通常のキャブライトとなり、グリルも3段タイプのものとなります。
またセミトラクタは同じバンパーライトでもより重厚感の増した専用のグリルとなります。
<除雪車の設定あります>

*94モデル輸出仕様 バンパーライト車/ISUZU C&Eseries 1994~2000 models Type1
*94モデル輸出仕様 キャブライト車/ISUZU C&Eseries 1994~2000 models Type2
*94モデル輸出仕様 角目バンパーライト車/ISUZU C&Eseries 1994~2000 models Type3
輸出仕様は3種類存在し、国内向けカーゴ系と同じバンパーライト装備車、国内向けオフロードキャブと同じキャブライト装備車、そして海外向けのみ設定された角型バンパーライト装備車の3種類が存在します。

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*97モデル
1997年のマイナーチェンジで登場したモデルです。日本初の4バッグエアサス搭載のギガマックスが登場し、この場合専用のフロントグリルを装備しています。
セミトラクタは全車がギガマックスと共通のグリルとなり、さらに高出力エンジン搭載車はまた別のグリルとなります。
内装色がベージュからグレーに変更されており、全車にコーナーベーンが標準装備されるようになりました。輸出仕様は存在せず94モデルが継続生産されていました。
<除雪車の設定あります> 

↑当時のCMです。
CMソングにはローラー・ブラニガンの「Power Of Love」という曲を起用していました。

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*00モデル
2000年のマイナーチェンジで登場したモデルです。グリルが変更されセミトラクタもカーゴ系と同じグリルとなりました。ただしオフロードキャブも引き続き設定されています。
<除雪車の設定あります>

いすゞギガ 00モデル輸出仕様 バンパーライト車/Paper craft ISUZU C&Eseries 2000~2007 models Type1
いすゞギガ 00モデル輸出仕様 キャブライト車/Paper craft ISUZU C&Eseries 2000~2007 models Type2
いすゞギガ 00モデル輸出仕様 角目バンパーライト車/Paper craft ISUZU C&Eseries 2000~2007 models Type3
輸出仕様は3種類存在し、国内向けカーゴ系と同じバンパーライト装備車、国内向けオフロードキャブと同じキャブライト装備車、そして海外向けのみ設定された角型バンパーライト装備車の3種類が存在します。

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*03モデル 低キャブ
*03モデル ハイキャブ
*05モデル ハイキャブ 輸出仕様  
2003年のマイナーチェンジで登場したモデルです。
速度表示灯が廃止されました。
また途中の2005年にもマイナーチェンジが行われ、外観こそ変わらなかったもののの、ダンプ・ミキサー用の一部とダブルキャブを除いて基本的にハイキャブが標準となりました。
そしてこの2005年以降はオフロードキャブと除雪車の設定が廃止され、これ以降除雪車については日産ディーゼル→UDトラックスからクオンのOEMを受けることになりました。
<除雪車の設定あります>
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*07モデル
*07モデル 輸出仕様
2007年のマイナーチェンジで登場したモデルです。グリルデザインが7年ぶりに変更され、いすゞの統一デザインである「6キューブ」を取り入れたものになりました。
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*10モデル
*10モデル 輸出仕様
2010年のビッグマイナーチェンジで登場したモデルです。グリルのみならずバンパーがデビュー以来初めて大掛かりな変更を受けて同時期のフォワードバンパーライト車に似たものとなりました。 ダンプ・ミキサー用の低キャブとダブルキャブの設定はこのモデルが最後となりました。

↑当時のCMです。

・2代目ギガ
2015年に21年ぶりのフルモデルチェンジで登場し、現在まで生産されているモデルです。
キャブをフォワードやエルフと似たものに変更して統一性を図りました。通称:ファイブスターギガと呼ばれます。
テレマティクス機能を強化し、みまもりくんを進化させたMIMAMORIを搭載し、それでで得た車両データを高度純正整備システムのPREISMで活用する事により、車両稼働率の確保をバックアップする体制を整えています。またトランスミッションは新たにAMTのSmoother-Gx(スムーサーGx)を搭載しています。 またダブルキャブの設定が廃止されています。
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*15モデル
デビュー当初のモデルです。


↑当時のCMです。

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*25モデル
2025年のマイナーチェンジで登場したモデルです。
フロントデザインが大きく変更されて新型のフォワードやエルフと似たワールドクロスフローと呼ばれる新統一デザインとなりました。このフロントデザインは「THE ULTIMATE」をテーマとし、いすゞのフラッグシップにふさわしい存在感を追求し、スマートさとダイナミックさを両立しています。

・3代目ギガトラクタ
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2023年に登場しました。この代よりUDトラックスのクオンの姉妹車となり、クオントラクタとはエクステリアデザインや機能装備の設定などで差異化を図っています。
:ペーパークラフト

・大型除雪車SF/SZ系
2005年よりいすゞは除雪車の自社生産から撤退し、日産ディーゼル→UDトラックスよりクオン除雪車のOEM供給を受ける形となり、現在に至るまでクオン除雪車のOEMを受けています。
*初代 04モデル
OEM車に変更されたことで、クオン除雪車のOEM車となりました。
*初代 10モデル
2010年のマイナーチェンジで登場したモデルです。キャブドアのブラックアウト塗装が無くなりました。
*2代目
2017年に平成28年排出ガス規制適合に伴い、13年ぶりにフルモデルチェンジして登場しました。 国産大型トラックとしては史上初となる総輪ディスクブレーキが全車に標準装備となりましたが、除雪車はドラムブレーキのままとなっています。また外観の変更もバンパーのみとなっています。