ペーパークラフトをフォトアルバムにアップしたのですが、どれがどれだか分かりにくいと思いますので、記事でまとめてみます。リンクをクリックするとそれぞれの車種のペーパークラフトのフォトアルバムに飛びます。
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大型観光バス
・15型R3/R2/R1ハイデッカー
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1980年に富士重ボディとしては初のスケルトン車として登場し、カーブドガラスと角型ライトが特徴の高級観光バス向けに登場しました。
1963年以来基本設計が変わらず13型が継続生産されてきましたが、スケルトン化に伴い17年ぶりに基本設計を含めて全く新しい設計となりました。

スケルトン化で強度が増したことから全体的に窓が大型化され、後面窓は側面に回りこんだ曲面ガラスとなりました。
フロント1枚ガラスの上級版のR3ハイデッカー、廉価版のR2ハイデッカー、上下2枚ガラスで先代の13型より引き継がれたR1ハイデッカーの3種類となります。
当初は上級仕様の位置付けでR3ハイデッカーのみの設定であり、従来の13型ハイデッカーも並行して生産されていましたが、1982年に全面的に世代交代し、13型生産終了と同時にR2ハイデッカーとR1ハイデッカーが追加されました。

さらに1984年にはリベットレスボディへと進化しましたが、スーパーハイデッカー登場の流れからそれに合わせるように後継のHD-Ⅰが登場し、次第に世代交代していったものの、1990年まで生産自体は続きました。
ヘッドライトやフロントデザインは基本的にメーカー問わず共通ですが、例外的に三菱ふそうのMS7エアロバスのシャシーに架装した場合のみ、純正車体同様の異型角型ライトが装備されます。
ペーパークラフト 日産ディーゼル・K-RA系観光バス 富士15型ハイデッカー
ペーパークラフト 日産ディーゼル・P-RA系観光バス 富士15型ハイデッカー
ペーパークラフト 三菱ふそう・K-MS613/615系 富士15型ハイデッカー
ペーパークラフト 三菱ふそう・初代エアロバス 富士15型ハイデッカー
ペーパークラフト いすゞ・K-CSA/CRA系観光バス 富士15型ハイデッカー
ペーパークラフト いすゞ・LV系観光バス 富士15型ハイデッカー

・15型HD-Ⅰ・HD-Ⅱボディ

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:UDスペースウイング前期
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:UDスペースウイング後期

1985年に登場した観光バス専用ボディで、ハイデッカーがHD-Ⅰボディ、スーパーハイデッカーがHD-IIボディとなります。いすゞ以外の他の3社向けは1995年まで生産され、いすゞ向けのみ1998年まで生産されました。
エアロバスに端を発した観光バスのデザインのフラッシュサーフェス化によって登場したもので従来型のR3ボディと比べて路線バス用の5Eや自家用・廉価高速バス用の5Bとの明確な差別化が図られ、より迫力と高級感のあるものとなっています。ただし基本骨格は同一となっていますがそれを感じさせない程に大きく変更されています。
UD車は当初角型4灯でしたが1988年以降は専用の角型2灯となっています。
いすゞ車は角型4灯の奥まったデザイン、日野車は純正車体から流用した角型2灯のシンプルなもの、三菱ふそう車も純正車体から流用した角型2灯ランプで先代のR3と似ています。なお三菱ふそうではハイデッカーのみの設定となっています。
*UD スペースアロー/スペースウイング 富士HD-Ⅰボディ/HD-IIボディ 前期型
*UD スペースアロー/スペースウイング 富士HD-Ⅰボディ/HD-IIボディ 後期型
*UD スペースウイングⅠ/スペースウイングII 富士HD-IIボディ
*いすゞ スーパークルーザー 富士HD-Ⅰボディ/HD-IIボディ前期型 
*いすゞ スーパークルーザー 富士HD-Ⅰボディ/HD-IIボディ後期型
*日野 ブルーリボン観光 富士HD-Ⅰボディ/HD-IIボディ
*日野 セレガ 富士HD-Ⅰボディ/HD-IIボディ
*三菱ふそう 初代エアロバス 富士HD-Ⅰボディ/HD-IIボディ


*7Mボディ(マキシオン)
1990年に登場したハイデッカー車専用の観光バスボディで、マキシオンと呼ばれる通称となっています。2001年まで生産されました。
同じ7の数字でも路線バス用の7Eとは全く別の設計となっており、ここで路線バスと観光バスで明確にボディの設計が分けられるようになりました。
1995年には大掛かりなマイナーチェンジが行われて、4メーカー共に前後のデザインが大きく変更されています。特にリアは曲線美のある滑らかなフォルムとなりました。

UD車は大型トラックのビッグサムと共通のヘッドライトですが1995年以降はライトの周りが変更されています。また大型バスのみならず小型7m車のスペースランナー7にもこのボディが架装されましたがヘッドライトは小型トラックのコンドル20や中型トラックのコンドルSと共通のものとなっています。

いすゞ車は当初角型4灯のシンプルなデザインで1995年以降は異型ライトに変更されています。
日野車とふそう車は当初UD車と共通のものでしたが、1995年以降はいすゞ車同様のものに変更されています。なお日野車とふそう車への架装は1998年をもって終了しました。
*UD スペースアロー 富士7Mボディ 前期型
*UD スペースアロー 富士7Mボディ 後期型
*UD スペースランナー7
*いすゞ スーパークルーザー 富士7Mボディ 前期型
*いすゞ スーパークルーザー 富士7Mボディ 後期型

*7Sボディ
1990年に登場したスーパーハイデッカー車専用の観光バスボディです。2000年まで生産されました。
ハイデッカー車の7Mボディとは基本設計こそ共通ですが、前面は丸みを帯びた大型の2枚窓で眺望性を考慮したのが特徴です。この大きな丸みを帯びた特徴的な窓からヘリコプターの愛称でも呼ばれています。
1995年には大掛かりなマイナーチェンジが行われて、3メーカー共に前後のデザインが大きく変更されています。特にリアは曲線美のある滑らかなフォルムとなりました。

UD車は全て大型トラックのビッグサムと共通のヘッドライトですが1995年以降はライトの周りが変更されています。
いすゞ車と日野車はスーパークルーザーの純正車体と共通の異型ライトで、1995年以降はリアが変更されています。なお三菱ふそう車は同社がスーパーハイデッカーに富士重ボディを設定していなかったため存在せず、日野車への架装も少数のまま1998年をもって終了しました。
*UD スペースウイングⅠ/スペースウイングII 富士7Sボディ
*UD スペースウイングⅠ/スペースウイングII 富士7Sボディ

*1M/1Sボディ
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2000年にモデルチェンジを行い、ハイデッカーは1Mボディ、スーパーハイデッカーは1Sボディにフルモデルチェンジしました。しかし2003年の同社のバス事業撤退に伴いこれが最後のモデルとなってしまいました。
縦長に伸びた重厚感のあるデザインが特徴で、ヘッドライトは同時期のビッグサムのマイナーチェンジモデルから流用されています。テールランプは先代の7M/7Sと共通となっています。
UD車といすゞ車がありますが、メーカー問わずフロントデザインは共通となっており、いすゞ車向けの独自のフロントデザインは消滅しました。
*UD スペースアロー/スペースウイング 富士1Sボディ

大型路線バス
・15型R15Eボディ(富士5E)

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1982年に富士重ボディとしては初のスケルトン路線バスとして登場し、それまでの3E型ボディをキープコンセプトで正常進化させたような丸みを帯びたデザインが特徴です。当初は少しリベットが残る構造でしたが、1984年に完全リベットレス化されて1990年まで生産されました。
ヘッドライトは基本的に丸型4灯ですが、いすゞLV系(キュービック)シャシーのみ角型4灯が標準となります。
*UD車
*P-RP80G(大型9m車)
:P-U32K(短尺ツーステップ)
:P-U32L(標準尺ツーステップ)
:P-U32N(長尺ツーステップ)

・17型R17Eボディ(富士7E)
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1988年に6年ぶりのフルモデルチェンジで登場し、2000年まで生産されました。それまでのスタイルから一新されて角ばったフォルムが特徴となり、ヘッドライトはバンパーライトの形状となりました。
同時期の観光バスである7Sボディや7Mボディとは基本構造から異なっており互換性はありません。

*UD車
:P-U33K(短尺ツーステップ)
:P-U33L(標準尺ツーステップ)
:P-U33N(長尺ツーステップ)
:U-RP210GAN(大型9m車)
:U-UA440HSN(短尺ツーステップ)
:U-UA440LSN(標準尺ツーステップ)
:U-UA440NSN(長尺ツーステップ)
:KC-RP260GAN(大型9m車)
*いすゞ車
*U-LT332J(9mツーステップ)
*U-LV324K(短尺ツーステップ)
*U-LV314L(L尺ツーステップ)
*U-LV324N(標準尺ツーステップ)
*KC-LT333J(9mツーステップ)
*KC-LV380L(短尺ツーステップ)
*KC-LV380N(標準尺ツーステップ)
*KC-LV380Q(長尺ツーステップ)

・17型新R17Eボディ(富士新7E)

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2000年のマイナーチェンジで登場し、従来の7Eボディと異なり、フォグランプの位置がバンパー下部に変更され、窓枠の形状なども変更されていますが、2003年の同社のバス事業撤退に伴い最終モデルとなりました。

*UD車
:ツーステップ
:KL-RP252GAN(大型9m車)
:KL-UA452KAN(短尺ツーステップ)
:KL-UA452MAN(標準尺ツーステップ)
:KL-UA452PAN(長尺ツーステップ)


中型バス
・18型R18Eボディ(富士8E)

1990年に8年ぶりのフルモデルチェンジで登場し、2000年まで生産されました。それまでのスタイルから一新されて角ばったフォルムが特徴となり、ヘッドライトはバンパーライトの形状となっており、これは大型の7Eボディと同じです。
*UD車
:U-RM210GSN
:KC-RM211GSN
:KC-RM211GSN改(ワンステップ車)


トロリーバス
川崎市営トロリーバス
横浜市営トロリーバス
川崎市と横浜市で活躍していたトロリーバスのうち、川崎市営100形・700形と横浜市営100形5次車は富士重工業でボディを製造しており、当時のR13型バスと同じ車体となっています。