ペーパークラフトをフォトアルバムにアップしたのですが、どれがどれだか分かりにくいと思いますので、記事でまとめてみます。リンクをクリックするとそれぞれの車種のペーパークラフトのフォトアルバムに飛びます。
なおペーパークラフト自体のダウンロード・印刷方法などの解説はこちらをご覧ください→ペーパークラフトのご案内

・エアロキング
1983年のモーターショーにおいて参考出品され、翌1984年より発売されました。三菱ふそうとしては初の2階建て観光バスとなります。
同時期に登場したエアロクイーンKと共通の新呉羽製ボディであり、フロントデザインは全く共通でした。開発にあたってはジパングこと中央観光バスが参加し、特に第3軸目の構造についての技術指導が行われました。
当初は豪華観光バスとしての導入例が大半でしたが、道路運送車両法により車高が3.8m以内に抑えられているため、2階部分の居住性が狭いことや価格の高さからバブル崩壊後は減少した一方で、乗車定員を多く取れることから夜間高速バス用としての需要がメインとなりました。
一定の需要を保ち続けたものの絶対的な販売台数が少ないことからエアロクイーンとは異なりモデルチェンジが行われることがないまま改良を重ね、最終的には2010年まで生産されました。
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・84モデル
登場時のモデルです。エンジンはエアロクィーンWと同じ8DC9ターボを搭載しています。
・88モデル
1988年のマイナーチェンジで登場したモデルです。バンパーのデザインが変更されています。
・90モデル
1990年のマイナーチェンジで登場したモデルです。ヘッドライトがエアロクイーンMやエアロクイーンMVと同様の物に変更されています。また方向幕及び行灯の装着が出来るようになりました。
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・95モデル
1995年のマイナーチェンジで登場したモデルで、平成6年排ガス規制適合に伴い大掛かりな変更が行われてフロントデザインが同時期の大型観光バスのMS8系エアロバス/エアロクイーンと共通の丸みを帯びたスタイルに変更されました。
2000年に平成12年排ガス規制に伴う改良が行われていますが外観は変わらず2005年まで生産され、一旦この時点で生産中止となり2008年の復活による生産再開まで空白期間がありました。