1980年に急遽登場したモデルで、ボディ構造は従来のB35型ボディと同じでありながら、フロントとリアのデザインをスケルトンバス風の角ばった近代的なデザインへと大きく変更しています。
中期型は登場した1980年に早くも途中から変更された量産型とも言えるモデルで、フロントのみならずリアのデザインも段差がついた直線的な角ばったものに変更されました。

ライバルの日野スケルトンRS・富士R5ハイデッカーといった角ばったスケルトン構造の新型車に対抗すべく登場したもので、当時三菱ふそうは後に大ヒットするスケルトンバスのエアロバスがまだ開発中だったこともあり、それまでの場繋ぎ的なモデルとしての役割でした。このため1982年にエアロバスが登場するまでの僅か2年間しか生産されておらずレアなモデルでもあります。
ただしこのフルデッカⅡはあくまでスケルトン"風"の車種であり、前後の構造のみをスケルトンバスらしいデザインに変更しただけで中身はそのままであることから、構造的にはモノコックのバスのままです。
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カタログ仕様・固定窓
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固定窓・ワイド丸タイプ窓・スイングドア
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逆T字窓・ワイド丸タイプ窓・スイングドア
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逆T字窓・ワイド丸タイプ窓・折戸
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逆T字窓・ワイド角タイプ窓・スイングドア
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逆T字窓・ワイド角タイプ窓・折戸
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固定窓・ワイド角タイプ窓・スイングドア
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メトロ窓・従来タイプ窓・スイングドア
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メトロ窓・従来タイプ窓・折戸
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メトロ窓・傾斜タイプ窓・スイングドア
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メトロ窓・傾斜タイプ窓・折戸
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標準床車

・事業者仕様
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京王バス 観光バス仕様
1980年に導入された車両で、初のハイデッカー車として導入され、2代目の塗装もこの車両から始まりました。固定窓の豪華仕様となっています。

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神奈中バス 観光バス仕様
1981年に導入された車両で、セミサロン仕様となっています。